天文を究め、暦を生んだ、知の都。
人々は親しみをこめ、この地を天文館と呼んだ。
かつて天文観測や暦の研究のため、明時館がおかれたことから始まる天文館の歩み。
人々は知の薫りを纏うこの地を「天文館」「天街(てんまち)」と呼びました。
鹿児島随一の繁華街であり、数多くの飲食店、ファッションからエンターテイメントまで常に時代の風を送り続けています。
アーケード、モール、歓楽街の3つのエリアに大別される天文館。
その中を40以上の通りが縦横に伸び、街全体をつなげています。
人気の飲食店や服飾ショップなどバラエティ豊かな店舗構成で、文字通りにぎわいを見せるアーケード商店街です。
3階建てのアーケードで天蓋がピラミッドを思わせることからこの名が付きました。
活気ある約100店舗が軒を連ねています。
「テンテン祭」や「天文館フェスタ」などのイベントが開催されるアーケード商店街。
人気の店舗が数多く揃っています。
隣接する中央公園の愛称「テンパーク」を冠した通り。
九州随一のメンズファッションの街として知られています。
平日でも4000人が訪れる、明るく快適な商店街。
ファッション、雑貨、飲食、医院など約40店舗が点在しています。
藩政時代から城下の商業地として栄え、老舗から複合施設マルヤガーデンズまで多彩な店舗が揃っています。
天文館本通りとともに天文館を代表する全長171mのアーケード。
エリアの玄関口であり、多くの人気飲食店が立ち並んでいます。
古くは日置島津家の裏門があったことから「日置裏門通り」と呼ばれました。
現在は天文館の中でも飲食店が数多く立ち並び、グルメスポットとして知られています。
照国神社の表参道を意味する通り。
天文館シネマパラダイスがあることから、映画の街として演出されています。
中央に市電が走る片面アーケードの通り。
百貨店、ホテルをはじめ、さまざまなショップが軒を連ねています。
平成8年に完成したアーケード。
百貨店「山形屋」や小売業、サービス業など多彩な店舗が集まっています。
日本初のジョイントアーケードが架かっているため、天候に関わらずショッピングや食事を楽しめる人気の通り。
かつて薩摩藩主が認めた魚問屋が集積。
長く市民の台所として活況を呈し、現在は老舗や新ショップが混在しています。
Scent of culture文化の薫り
都心の中に薫る、感性を刺激する場所。鹿児島を代表する多彩な文化施設が豊かな暮らしを磨きます。
美術展に足を運ぶ、図書館でゆったりと時間を過ごす、話題の映画を大スクリーンで観賞する。
そのすべてが徒歩圏内で楽しめる贅沢。知的好奇心が刺激されるアクティブな日常が待っています。
Scent of nature緑の癒し
西千石町周辺には都心ならではの公園が点在しています。
天文館ミリオネーションのメイン会場となる天文館公園、芝生が敷き詰められた中央公園、
そして、西千石町の西端に位置する甲突川緑地。川を挟んで両岸に遊歩道が整備され、
春先には約500本が咲き誇る桜並木を楽しむ花見客で賑わいます。
一年を通して、季節の移り変わりを感じながらの散策やウォーキング、春と秋の「木市」も人気です。
Scent of the future都心の明日
西千石町周辺は常に都心ならではの進化を続けています。
天文館エリアでは再生プロジェクトの核となる「センテラス天文館」、
鹿児島中央駅方面では西口の複合施設「AMU WE」、複合機能都市「キラメキテラス」のランドマーク「シェラトン鹿児島」など、次々とビッグプロジェクトが完成、都心の魅力をさらに高めています。
発展する街で暮らす感動や快適が、日常にワンランク上の歓びをもたらします。
HISTORY
1601年 島津家久による鶴丸城築城に伴い始まった大規模な街づくり。
所領千石以上の上級武士たちが多く居住、六百戸を超える士族が暮らしたとされています。
当時、武家屋敷一帯の大通りは千石馬場通りと呼ばれており、
明治時代の市制施行に伴いこのエリアは西千石町と定められ、現在も親しまれています。